白髪 抜く

高校の頃にはすでに白髪があることを確認していた。

 

思い当たる節はなく、父を始め先祖は白髪頭というより薄毛だったため、逆に嬉しかった。

 

なぜなら、白髪は禿げないと聞いていたためだ。

 

そんな私の歳を重ねるにつれ白髪が目立つようになり、悩みへと変わっていった。

 

対策は、よく妻に怒られるのだが、「抜く」事だ。

 

白髪染めはおじさんのイメージがあり、30代半ばの私はまだ手を出せないでいる。

 

白髪は血行が悪いことにより発生すると聞いたので、主に洗髪後のマッサージも行った。

 

それでもまだ目立つ白髪は抜く。自分で抜いても良いのだが、子供に一本5円で抜かす。

 

これが、子供にとってよい小遣いになり、おそらく労働の大変さを教えられている。

 

というのは名目で、親子のコミュニケーションになっていることは言うまでもない。

 

妻には、抜いたら増えるし禿げるといつも怒られている。

 

費用は月50円〜100円。そう、子供に抜いてもらったお駄賃である。

 

私は短髪の為、白髪が目立つ。40代50代ならまだ良いが、30代で白髪だと、

 

苦労したんだねと励まされたりする。私は自慢じゃないが、あまり苦労を苦労とも感じない。

 

よって励まされるのは好きではない。

 

あと側頭部に集中している為、やはり目立ち会話中の目線も気になる。